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―にとべさん―

 

鶴見俊輔さんのこと

鶴見俊輔さんが亡くなられた。

いつかはと覚悟はしていたが、しかし実際にその報に接し、思いのほかダメージの大きいことに自分でも驚いている。

もちろん鶴見さんとは直接の面識はない。けれど、鶴見さんの著書や言葉、そして行動からは多くのことをさずかった。その中でも一番大切にしているのは「自分の中の正義を疑う」ということ。自分が正しいと思い、突き進んでいるときが一番あぶないのだと……。

この想いは、これからもずっと自分が生きていくうえでのお守りとして大事にもっていきたいと思う。


ここに黙して心よりご冥福をお祈りします。

一箱古本市

岡崎武志さんが一箱古本市への出店者としての卒業を発表された。

2005年に岡崎さんが谷根千一箱古本市に初めて参加されたとき、ぼくはその横に箱を並べて売らせてもらった。

そのとき、大阪から単身参加のぼくのことを気にかけ、岡崎さんは空き時間を使い、ぼくを神保町のタテキンなど、いろんな場所に案内してくださった。なかでも三省堂書店神保町本店の入ってすぐのところに、角田光代さんとの共著『古本道場』がど〜んと平積みになっていたのが、特に印象に残っている。
そうそう、神田伯剌西爾にもこのとき初めて連れて行ってもらったのだった。

また、当時ネット上(主にブログ)だけで知っていた大勢の方とも実際に会って話をすることができた。

それらのことも含め、ぼくにとってはあの乱歩前の風景が、今も忘れがたいものとなっている。


岡崎さん、10年間お疲れさまでした。

ほんとは飛んでいきたい

ぼくの大好きなミュージシャン、おおはた雄一
彼も今日でデビュー10周年を迎えるそう*1
それを記念して今夜、吉祥寺のキチムでライブがあるけれど、残念ながら東京までは行けない。
ぼくは大阪で彼のCDをいっぱい聴いてお祝いしようと思う。

はやく大阪にもぶらり飛んできてほしいな。

すこしの間

すこしの間

 

*1:ファーストアルバム『すこしの間』の発売が10年前の今日。

なんでも話せるひとが、ひとり居ればいい

今日は友だちとの新年会。ちょっと早めに家を出て、待ち合わせの駅前のブックオフに寄ろうと思ったが、車中で読んでいた荒川洋治『文学のことば』がおもしろかったので、改札を出てすぐのカフェに入り、続きを読む。やっぱり荒川さんの散文はいいなあ。


約束の時間になったので、友だちと落ち合いカラオケへ。
予定を30分延長して結局3時間半もふたりで歌った。ふたりやねんから、歌ったり喋ったりして、ゆっくりやればいいようなものだけど、なぜかいつも気がつけば歌いまくってる。まあ楽しいからいいや。


がんがん歌って腹がへったので夕飯へ。

今夜はぼくのリクエストで、ふぐの食べられる店をさがす。が、お互いにそんな高級な店なんて知らない。結局はルシアスの〈北の家族〉で落ち着く。まあ、ここにもてっちり、てっさがあるからいいや、ということで。そして案内されたのが、こじんまりとした半個室で落ち着けたのも好かった。


空腹も満たされ、居心地もよく、まったりして、もう動きたくはないが、美味しい珈琲がどうしても飲みたくなり、友だちをうながし、英國屋で仕上げて今夜はいっちょうあがり。


あー、楽しかった。

大切なものたち

夕方、父が入居している施設へ行く。

ケアマネさんにちょっと頼みごとをし、居室で父となんでもない話をする。

もし父が健康なら、こうしてゆっくり話すこともないんだろうな、なんて最近は思ったりする。これも神様がくれた大切な時間なのかもしれない。



帰り、近所の本屋にたちより、あれこれと立ち読みを。

鷲田清一さんの解説を読み、南木佳士『先生のあさがお』を買う。やっぱり文庫の解説は大切だ。

春の歌

毎年楽しみにしている、風車のシューリップを観に行ったけれど、ちょっと遅かったようで、もう他の花が植わっていた。
今年は観られなかったかあ。残念……。
 

  


それでも春を満喫できたから、良しとしよう。


  


「花と緑の博覧会」跡地なので、こんなものもあります。


 


気持ちよさそうに読書している人もいたなあ。