一箱古本市
岡崎武志さんが一箱古本市への出店者としての卒業を発表された。
2005年に岡崎さんが谷根千の一箱古本市に初めて参加されたとき、ぼくはその横に箱を並べて売らせてもらった。
そのとき、大阪から単身参加のぼくのことを気にかけ、岡崎さんは空き時間を使い、ぼくを神保町のタテキンなど、いろんな場所に案内してくださった。なかでも三省堂書店神保町本店の入ってすぐのところに、角田光代さんとの共著『古本道場』がど〜んと平積みになっていたのが、特に印象に残っている。
そうそう、神田伯剌西爾にもこのとき初めて連れて行ってもらったのだった。
また、当時ネット上(主にブログ)だけで知っていた大勢の方とも実際に会って話をすることができた。
それらのことも含め、ぼくにとってはあの乱歩前の風景が、今も忘れがたいものとなっている。
岡崎さん、10年間お疲れさまでした。
ほんとは飛んでいきたい
ぼくの大好きなミュージシャン、おおはた雄一。
彼も今日でデビュー10周年を迎えるそう*1。
それを記念して今夜、吉祥寺のキチムでライブがあるけれど、残念ながら東京までは行けない。
ぼくは大阪で彼のCDをいっぱい聴いてお祝いしようと思う。
はやく大阪にもぶらり飛んできてほしいな。
- アーティスト: おおはた雄一
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2004/02/26
- メディア: CD
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*1:ファーストアルバム『すこしの間』の発売が10年前の今日。
なんでも話せるひとが、ひとり居ればいい
今日は友だちとの新年会。ちょっと早めに家を出て、待ち合わせの駅前のブックオフに寄ろうと思ったが、車中で読んでいた荒川洋治『文学のことば』がおもしろかったので、改札を出てすぐのカフェに入り、続きを読む。やっぱり荒川さんの散文はいいなあ。
約束の時間になったので、友だちと落ち合いカラオケへ。
予定を30分延長して結局3時間半もふたりで歌った。ふたりやねんから、歌ったり喋ったりして、ゆっくりやればいいようなものだけど、なぜかいつも気がつけば歌いまくってる。まあ楽しいからいいや。
がんがん歌って腹がへったので夕飯へ。
今夜はぼくのリクエストで、ふぐの食べられる店をさがす。が、お互いにそんな高級な店なんて知らない。結局はルシアスの〈北の家族〉で落ち着く。まあ、ここにもてっちり、てっさがあるからいいや、ということで。そして案内されたのが、こじんまりとした半個室で落ち着けたのも好かった。
空腹も満たされ、居心地もよく、まったりして、もう動きたくはないが、美味しい珈琲がどうしても飲みたくなり、友だちをうながし、英國屋で仕上げて今夜はいっちょうあがり。
あー、楽しかった。