秋は古本の季節です。いつもか?
大阪天満宮(天神さん)の古本市へ。朝、急な用事が入り、10分ほど遅れて到着。昨日の雨が嘘のような晴天で、暑くもなく寒くもなく、まさしく古本日和。別に古本じゃなくてもいいんだけど(笑)。
百円均一コーナーをチェックしたあと、各店舗を一心不乱にまわっていると、肩をポンポンとたたかれた。振り返ると、両手に食い込むほどの収穫を抱えた林哲夫さんが。挨拶もそこそこに、目を棚に戻す(なんと失礼な!)。2時間弱まわっての収穫は。
- 尾崎一雄『芳兵衛物語』(旺文社文庫)
- 〃 『まぼろしの記』(旺文社文庫)
- 〃 『末っ子物語』(中公文庫) 各100円
- 秋山清『秋山清詩集』(思潮社) 300円
- 徳廣睦子『兄の左手』(筑摩書房) 500円
林哲夫さん、山本善行さん、中尾務さん、大島なえさんと、天神橋筋のお好み焼屋で昼食をご一緒させてもらう。お好み焼や焼そばを食しながら、いろんな話題で話がはずむ。中尾さんの、今年が戌年だと勘違いしてた、という話が面白かった。1時間強、楽しく食事をすませ、店を出て5人そろって天牛書店へ向かう。
天神橋筋を少し北に進み、天牛書店の看板が見えると、山本さんの歩みが突然速まる(笑)。そして、店頭の均一ワゴンを厳重にチェックされていた。ここでも皆さん、思い思いに本を買い、ボクは秋元松代『戯曲と実生活』(平凡社)を300円で買う。中尾さん、大島さんは帰宅され、林さん、山本さんと、近くの珈琲店へ。本日の収穫を披露しつつ、話ははずみ、楽しく時間は過ぎて、あっという間の1時間。店を出て、山本さんは一人、均一という戦場へ戻られた。当然、明日は四天王寺へ行かれるとのこと*1。あの熱心さがゴッド・ハンドの源なのだなと納得。
残念ながら、肩にオウムを乗せたオジさんには会えなかった(笑)。