ボクが応援に行くと負ける

昨年に続き全国高校ラグビー大会・準決勝に進出した母校の大阪工大高の応援をしに、ウチから自転車で20分ほどの所にある近鉄花園ラグビー場へ。対戦相手は桐蔭学園(神奈川)。

試合開始30分前の1時に到着し、席に座って待っていると、試合開始のホイッスルが吹かれる頃には、すでに体の芯まで冷えきっている。むちゃくちゃ着込んでるのに。しかし試合が進むにつれ、鼻水がたれているのも気づかないほどの熱戦となり、寒さもどこへやら(笑)。

１０−５で工大高がリードしたまま後半30分が過ぎ、ロスタイムに入る。このプレーが途切れれば勝てると思った時、サイドライン沿いに抜け出した桐蔭学園にトライを決められ、まさかの逆転負け。工大高の選手はしばらくグランドに倒れたまま起き上がれない。ノーサイドのホイッスルが鳴り、負けが決まった瞬間、急に寒さを感じ始めた。ゲンキンなものだ。

今年の工大高は、センスが良くスキルの高い選手がそろっており、優勝の可能性もあるなと思っていたので負けたのは悔しいが、素晴らしい試合を観ることができ、満足した。第二試合も観ようかと思ったが、あまりの寒さに10分ほど観たところで断念して、ラグビー場を後にする。

前半の途中、お笑いコンビのブラックマヨネーズが、ボクの席の斜め前に座り、簡単なコントのようなことをしてテレビ番組の収録をしていた。ウーン、あれはどうかと思うなぁ。せっかくのいい試合なのに、まわりが騒ぐものだから試合に集中できないし、グランドで一生懸命がんばっている選手達にも失礼だ。テレビ局にもいろいろ都合があるのだろうが、もう少し時と場所をわきまえて欲しかった。