no book,no life
鬼のように激しく降る雨のなか、「あはは、さすが雨男!」と相方に背中をたたかれ家を出る。駅に着くと、向かいのホームで夫婦雀が仲良く何かをついばんでいる。鬱々とした天気の日のちょっと微笑ましい風景。
JRで京橋まで行き、OBPツイン21のエントランスホールで行なわれている古本市へ。きょうは屋内の古本市なので、いくら雨が降っても大丈夫。1時間半ほど見てまわり、
- 平林規好・文/ささめやゆき・絵『看板物語』(ちくま文庫)350円
- 池澤夏樹『ハワイイ紀行【完全版】』(新潮文庫)400円
- 原一男『全身小説家』(キネマ旬報社)600円
- 桂米朝『米朝ばなし‐上方落語地図』(毎日新聞社)500円
- 田中小実昌『猫は夜中に散歩する』(冬樹社)400円
を買う。
『猫は夜中に散歩する』は文庫版と違い、表紙&挿絵が安西水丸。『全身小説家』もずっと探していたモノなのでうれしい。
そのあと、京阪モールの〈ROCK INN〉でギターの弦(ライトゲージ)を買おうと思ったら、店がなくなってた。ショック! なんかどんどん楽器屋がつぶれていくなぁ。ここの〈ROCK INN〉には一五一会が置いてあり、たまに触りに来るのを楽しみにしていたのに……。残念。