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―にとべさん―

 

雑誌在庫一掃読書

先日の『文芸春秋』(芥川賞発表号)に続いて、『新潮 創刊100周年記念特大号』(2004年6月号)が出てきたので、つまみ読みしていたら、平出隆「海の背広」がおもしろかった。平出氏が編集者時代に川崎長太郎の担当になり、川崎氏が亡くなるまでの思い出を語った短編小説で、川崎氏の人となりを丹念に描いている。いま『図書』に連載されているエッセイと重なる部分もあるが、川崎長太郎に興味があるボクにとっては、こちらの方が断然おもしろい。