東京ぶらぶら二日目
「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」展へ
7時30分起床、ホテル1階の喫茶コーナーで朝食をとる。今回の宿は簡単な朝食が付いている。これはうれしい。
部屋に戻り、身支度を整え、ホテルを出る。京王線新宿駅から各駅停車に30分ほどゆられ、芦花公園駅に到着。5分歩いて〈世田谷文学館〉へ。
まずは秋の企画展「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」を。1階のフロアー全体を使いテーマ別に、著作はもちろん、氏が愛用していた物なども展示してある。こうして広範にわたる展示物を見てみると、やっぱり(いい意味で)変なおじさんだったのだなと改めて思う。植草甚一が『ユリイカ』の扉カットを書いていたのは、まったく知らなかった。2階の常設展も観て、図録(よくある大判のものではなく、四六判でいかにも植草甚一らしい)を買う。
芦花公園駅に戻り、駅前から関東バスでJR中央線荻窪駅へ移動。昼飯に駅前でラーメンを食べる(またラーメン)。それから、数軒の古本屋をまわり、次の目的地の高田馬場へ向かう。