心にひびく音楽

少し早めに昼飯をすませ、自転車で府立中央図書館へ向かう。今日の目的は図書館ではなく館内にあるライティホールでの〈はじめにきよし〉のライブ。図書館へは毎週のように行っているが、このホールに入るのは初めて。そして、過去に行ったライブの中で、ウチから一番近くの会場で行なわれるライブなのだ。ちなみに、ウチから自転車で約１０分。これくらい近いと、ライブに行くのもラクでいい。
〈はじめにきよし〉のことは、ボクもあまり詳しくないのでライブでもらったプロフィールから紹介をすると……

サキタハヂメ（ギター＆のこぎり）と新谷キヨシ（ピアニカ＆ピアノ）のアコースティック・デュオ。そのシンプルで広がりのあるサウンドは『お気楽鼻唄風景ミュージック』とも呼ばれている。ジャンル分けするならう〜ん、鼻歌！（筆者注：基本的に唄はなくインスト曲だけ）

ライブを聴いての印象は、思っていた以上によかった！　のこぎりの音色がとにかく心地いい。それにくわえ、小学校で使っているのと同等のピアニカで、あんなにいい音を奏でだす新谷さんもスゴイ！　静かな曲はもちろん、アップテンポの曲もよかったし。プロフィールにもあるように、彼等の曲を聴いていると、いろんな風景が心に思い浮かんでくる。ステキだ。

今回のライブは、知的障害や身体障害をもつヒト達が作業活動するのを支援している〈ひびき後援会〉が主催なので、客席にもいろんな障害をもつヒト達がいた。そしてライブが進むにつれて、客席で歓声を上げたり、体を激しく動かしたりして、楽しい気持ちを表しているヒトが多くいた。そのヒト達の姿を見て、「やっぱり音楽っていいなぁ、すごいなぁ」ということを再確認した。
そのような障害をもつヒトと云うのは、なんの先入観ももたず、純粋に〈音楽〉を聴く。そうして聴くヒトを感動させてしまう音楽はスゴイと思う。もちろん、みんなを感動させる音楽を演る〈はじめにきよし〉もすごいんですよ。

ライブ終了後、図書館向かいにあるカルフール内のスタバで、一緒に楽しんだパタパタママさんと１時間ほど話をして別れる。あ〜楽しかった！

〈はじきよ〉、、、ハマりそうな予感が……