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―にとべさん―

 

蒸し風呂の中で夢うつつ

お盆恒例、下鴨神社の納涼古本まつりに行ってきた。9時半過ぎに京阪・出町柳駅に到着し、会場の〈糺の森〉に向かっていると、山本善行さんと岡崎武志さんが歩いておられる。そそくさと近寄り、挨拶をして、一緒に会場へ。

10時の開始とともに100円均一に挑むが、猛者の勢いに圧倒され、あえなく退散。地道に各店舗を見ることにする。約2時間で、100〜300円の本を8冊ほど買う。ずっと探してた『地下街の人びと』(ジャック・ケラワック・新潮社)を買えたのが一番嬉しかった。


12時前に会場本部前に集合して、雑誌『SUMUS』同人の方々を中心に10人で、近くの「グリル生研会館」へ行きランチを食べる。料理が出てくるまでの間、自己紹介を兼ねて本日の収穫を披露。ボク達のテーブルだけが異空間だった(笑)。

昼食後、8人で「古本ソムリエ 山本善行の世界 〜蔵書大放出せえる〜」が開催されているガケ書房へ。店のガケ(壁)に大きな垂幕がかかっており、一斉に歓声があがる。

ここでも2冊ほど買い、近くでお茶をする。そのあと、残った6人で、すぐそばにある山本さんのお宅に伺う、という思いもしない展開になった。いやー、嬉しかったなぁ。あのゴッドハンド・山本さんの蔵書を見れるなんて。しかも、聖智文庫さんという、専門家の懇切丁寧な解説つきで。山本さんのお宅を出た時は、「もう、いつ死んでもいいよ〜」という気分だった(笑)。これが今日一番の収穫だった…かも。