斜め向きで前へ進む

朝、起きると首が痛い。どうやら寝違えのようだ。この涼しくなりかけの頃、寝る時に油断すると、身体に〈冷え〉が入り込み、首の筋を痛めて寝違えを起こす。起き上がると、右斜め４５度に首を向けていないと痛い。なんともブサイクな格好だ。しかも間の悪いことに、今日は午後から梅田に出る予定がある。

午前中、体を左45度ねじりパソコンに向かう。こうすると、ちょうどモニターが正面に見えるのだ。昨日の日記（5日分）をＵＰしたあと、数件メールの返事を書き、他のこまごまとした用事も片付ける。

午後、首をねじったまま梅田へ。なんともブサイク。友達の会社に顔を出すと、友達をはじめ、若い衆にも笑われる。「笑うな！　本人は辛いねんから！！」と言い返す気力もなく、力のない愛想笑いでその場をやり過ごす。ボクも自分じゃなければ笑うだろうし。

仕事を終え、ほんとは本屋に寄りたいが、体をねじって棚を見るのも嫌だし恥かしい。泣く泣くまっすぐ帰路につく。