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―にとべさん―

 

秋の気配

昨夜から空気が入れ替わり、乾いた涼しい空気がたちこめて、爽やかな気分。仕事もはかどるってもんだ。


午後、梅田へ。少し早めに家を出て、阪急百貨店前の元コンコースがどうなっているか見に行く。やはり天井が白い建材でおおわれていた。一番南側のシャンデリアやタイル壁画がある所だけは、まだ少しだけそのままにしてあるが、多分ここもすぐに壊されるのだろう。もったいない。どうして日本は壊すことしか考えないのだろうか。もう二度と、こんな建築物を造ることはできないのに。

仕事を終え、ジュンク堂へ。新刊棚の湯川秀樹『本の中の世界』(みすず書房大人の本棚シリーズ)に挟み込まれている冊子を見ると、刊行ラインナップに野呂邦暢『愛についてのデッサン―佐古啓介の旅』がある(http://www.msz.co.jp/top/bookshelf/02.html)。これは楽しみだ。元版を持っているけれど、買ってしまいそう。他にも、庄野潤三ガンビア滞在記』などがあり、なかなか楽しみなラインナップ。

で、買ったのは、『本の雑誌』10月号と結城昌治『死もまた愉し』(講談社文庫)。『死もまた愉し』は、同じ著者の『終着駅』(講談社文芸文庫)の常盤新平の解説を立ち読みしてたら、読みたくなったので買ってしまった。『終着駅』は元版で既読だから買わなかった。