釣れんボーイが引っかかる
梅田での仕事を終え、いつもなら堂島のジュンク堂へ向うのだが、今日はちょっと足をのばして肥後橋〈Calo Bookshop & Cafe〉へ。目的は、南陀楼綾繁『積んでは崩し』(けものみち文庫1)。
堂島から歩いて10分強でカロに到着。途中、フェスティバルホール前で氷川きよしのコンサートに行くおばちゃんの軍団に遭遇。ちょっとすごい光景を目撃してしまった(写真撮っておけば良かったなあ)。
カロの棚は、美術書を中心にセレクトされたセンスの良い本が並んでいる。平野甲賀・黒川創『ブックデザインの構想』(SURE)と平野甲賀『もじを描く』(SURE)も一緒に買う。少し散財が過ぎたかも。でもSUREの本は、基本的に通販でしか入手できないので、地べたの本屋で思い切って買っておくのもいいだろう。
また歩きで梅田へ戻り、タワレコでおおはた雄一のニューアルバム『Music From The Magic Shop』プレミアム・エディション(初回生産限定盤)を買い、帰途に着く。
帰りの電車で、『積んでは崩し』を読み始め、夜(いまさっき)読み終える。たぶん、半分以上の文章は一度読んでいると思うのだが、でもやはり面白い。
興味の範囲が変化したこともあり、以前に読んだときには、あまり関心がなく、すっと読み流していた本の紹介に、今回は興味を覚え、引っかかるものが少なからずあった。これだから再読も楽しい。
とりあえずは、いましろたかし『釣れんボーイ』を買って読もう。