したくないこともしないといけないときがある
朝10時ころ、近所の医院で胃がん検診を受ける。
ちまたで云われているほどバリウムは不味いとは思わないが、そのまえに飲む炭酸がきつい。レントゲン技師は、できるだけゲップをしないでください、と云っておきながら、ぼくが炭酸を飲んだあと、いろいろと話しかけてくる。返事をするとゲップが出ることは間違いないので、喉に力を入れて無言でうなずく。
それでも、バリウムのカップをトレイに戻すとき、一瞬気がゆるみ、軽くゲプッと出てしまう。おまえはハイキングウォーキングか!、と心の中で自分につっこんでおく。
検査終了後、ウチにかえり、処方された下剤(ヨーヤクール)を飲む。異物は早く体外に排出したいからね。
いつもよおしてくるか分からないので、きょうはおとなしく家で仕事にはげむことにする。