おおはた雄一「ぶらり渡り鳥ツアー」へ
二人で2時間ほど歌い、ノドを温めてからライブに乗り込もう、という算段。
ライブで歌うわけでもなく、ただ聴くだけなのに、なぜノドを温める必要があるのか、との疑問もあろうが、そこは気分の問題。わかる人には分かるだろう。
気分よくなったところで玉造へ移動。
今日のライブ会場は、玉造にあるゲストハウスに併設されている〈カフェバー由苑〉。初めて来るところだけれど*1、こじんまりしていて好い雰囲気の店だ。
今回のツアーは、彼がアコギを自ら担ぎ、全国を渡り鳥のようにまわるもの。
相棒は、ぼくが大好きなギブソンLG-0だ。うれしい。このギター、すごくいい音が鳴るし、彼の歌声にいちばん合っていると、勝手に思っている。
当初は2部制の予定だったのだが、きょうは乗っているからとのコメントをはさみ、中休みなしで一気に1時間40分やり続けた。
レコ発のライブとは違い、ちょっと懐かしい曲を演ってくれたり、ワイゼンボーンを使っての「エゴ・トレイン」も好かった。
アルバム『song book』から演った「ほら、夜が明けますよ」「南洋航路」が聴けたのも、うれしかった。
この空間にずっと居たい、という想いを持ちながら、余韻ただよう会場をあとにする。
ほんとうに好いライブだったなあ。