2011-06-02 悩むのもまたいい 日録 梅田での仕事を終え、堂島のジュンク堂大阪本店に。 本日のお目当ては山田稔『別れの手続き』なのだが、収録内容をみると、すべて元版で持っているものばかり。あと1000円ほど安ければ躊躇なく買うのだけれど、さすがにこの値段になると少し考えてしまう。まあそんなに急いで買うこともないだろ。 ここまで来て手ぶらで帰るのは寂しいので、文春文庫の棚から庄野潤三『せきれい』を抜いてレジへ持っていく。 帰りの電車で『せきれい』をひらく。いまの気分にぴったりだ。最寄り駅までの時間を、幸せな気分で過ごす。やっぱり本はいいなあ。うれしい。