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―にとべさん―

 

ミステリー?

不気味な出来事にまきこまれた。

先日、子供達が通う小学校の校長先生から「お宅のマンションに4月から1年生になる子供がいる家庭があるんですが、なんの連絡もなく電話番号も判らないので困っています。それで、お手数ですがそのお宅に行って、学校まで連絡して頂くようにお伝え願えませんか」と電話があった。

このマンションには外国人がわりと多く住んでいるので、もしかするとその可能性もあるなと思いながら、その部屋まで行きインターフォンを鳴らすと、ごく普通な感じの日本人(たぶん)の女性が出てきた。事情を説明すると、なんのタメライもなく家の電話番号を云い「いつでも結構ですから電話してください、とお伝えください」と云われた。なんか拍子抜けするほど簡単に終わったなぁと思い、その内容を校長先生に伝え任務完了、と思ったのも束の間……

次の日、また校長先生から電話があり「お聞きした番号に電話したんですが、何度かけても“この番号は現在使われておりません”と流れるだけで……」と困っておられる。あらら、デタラメを教えられたのか!(この時ちょっとイヤな予感が…)

ボクとしては、これ以上どうしようもないので、校長先生に直接そのお宅に訪ねてもらうことにする。そしてこのあと、ますます不気味な展開が……

後日、校長先生がその部屋まで行くと、やはりボクが会ったと思われる女性が出てきたらしい。しかし、先生が何を聞いても「わかりません」「違います」の繰り返しで会話にならないとのこと。我慢強く〈会話〉をしようとしたが、どうしてもラチがあかないので、その日は諦めて帰ったと云う。後日マンションの管理会社に問い合わせたが、特に問題を起こしているワケでもなく、管理会社としてはどうすることも出来ないと言われた、と、先生は途方に暮れていた……

あの部屋に住む人達は、どういう事情があってあんな行動をとるのだろうか? なんか気持ち悪い。不気味や……。ヘンなことに関わってしまったなぁ。宮部みゆきの『理由』という小説を思い出す。コワッ!

さて、結末や如何に!!