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―にとべさん―

 

よれよれ東京散歩

8時起床。シャワーを浴び、荷物(売れ残った本など)をリュックに詰めて宿を出る。昨日、岡崎さんに教えてもらった荻窪の古本屋に行くつもりで、日暮里駅から山手線で新宿へ向かう。日曜なので車内は子供づれが多い。新宿駅に近づくにつれて、疲れからくる気だるさと荷物の重さで、なんだか動くのがしんどくなり、荻窪行きは諦めて神保町に戻る事に。(荻窪は次回の楽しみに取っておきます) 神保町で朝飯を食べるために喫茶店を探すが、日曜の朝という事もあり、どの店も閉まっている。〈すずらん通り〉に入り、ようやく開いている店を見つけ入る。

新聞などを読んで1時間ほど休み、10過ぎに店を出て行動開始。古本屋はさっと見て(ほとんどが定休日)、今回の目的の一つである〈東京堂書店ふくろう店〉へ。店内にある「坪内祐三セレクトコーナー」を見る。ココは、ボクの好きな評論家・坪内祐三さんがセレクトした新刊本や古本を並べて販売している。すでに持てる荷物の許容範囲を超えているので、残念ながら何も買わずに見るだけ。次に〈書肆アクセス〉にも行ったが、やはり今日は定休日だった。これも残念! 疲れも限界に近づいてきているので、東京メトロで東京駅へ向かう。

東京駅では、まず東京ステーションギャラリーで開催されている〈佐野繁次郎展〉を観る。このギャラリー自体がモダンな雰囲気で良い感じ。ボクには油絵の事はよく判らないが、氏の装丁本を集めた部屋に入ると、不思議とワクワクしてきて疲れていることさえ忘れてしまう。今、本好きの間で噂の、五木寛之『風に吹かれて』(集英社文庫)や源氏鶏太『まだ若い(上下)』(文春文庫)などを観ていると、いつまでもココに居たい気分になってくる。が、そういうワケにもいかないので、図録を買い求め会場をあとにする。

当初の予定より2時間早い新幹線の指定席を取り直し、八重洲地下街で土産を買い、〈杵屋〉でうどんを食べて、よせばいいのに古本屋へも行ってしまう(笑)。そう、あるんです。八重洲地下街に……。さすがに本は買わずに店を出て、新幹線に乗り帰路につく。新大阪駅まで、ずっと寝てた。

はぁ〜、すごく疲れたけど、むちゃくちゃ楽しい2日間でした!(今、最高に身体中の筋肉が痛い…)


■この2日間の日記は、写真などを加えて「スクラップ」に転載する予定です。