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―にとべさん―

 

売れた本、売れなかった本

居酒屋兆治

皆さんが書かれている「売れた本一覧」が面白かったので、自分でも作ってみました。個々の値段は書きませんが、長期間並べて売るのではなく、1日(7時間)限りの古本市なので、自分では安く設定したつもりです(一部例外はありますが)。

〈にとべ文庫〉

【売れた本】
山本容朗『作家の食談』 鎌倉書房
山本容朗(編)『日々これ好食』 鎌倉書房
鹿島茂『子供より古書が大事と思いたい』 青士社
長田弘『サラダの日々』 角川書店
沢村貞子『貝のうた』 暮らしの手帖社
和田誠(編)『ひとコマランド傑作選』 講談社
筒井康隆(他)『定本ハナモゲラの研究』 講談社
辻邦生『永遠の書架にたちて』 新潮社(サイン入り)
山田稔『コーマルタン界隈』 河出書房新社
山田稔『スカトロジア(糞尿譚)』 福武文庫
田中小実昌『自動巻時計の一日』 角川文庫
田中小実昌『ポロポロ』 中公文庫
色川武大狂人日記』 福武文庫
色川武大『離婚』 文春文庫
色川武大『あちゃらかぱいッ』 文春文庫
色川武大『寄席放浪記』 廣済堂文庫
小林信彦片岡義男星条旗と青春と』 角川文庫
小林信彦『笑学百科』 新潮文庫
小林信彦『悪魔の下回り』 新潮文庫
篠原勝之『人生はデーヤモンド』 角川文庫
篠原勝之『嵐の中をアカ犬が走る』 角川文庫(色川武大・解説)
篠原勝之『放屁庵退屈日記』 角川文庫(井上陽水・解説)
殿山泰司『日本女体地図』 角川文庫
戸板康二『ハンカチの鼠』 旺文社文庫
戸板康二『才女の喪服』 河出文庫
戸板康二『浪子のハンカチ』 河出文庫
深沢七郎笛吹川』 新潮文庫
深沢七郎『東北の神武たち』 新潮文庫
五木寛之野坂昭如『対論』 講談社文庫
鶴見俊輔(他)『まげもの のぞき眼鏡』 旺文社文庫
森銑三『近世人物夜話』 講談社文庫
森銑三『明治人物夜話』 講談社文庫
横田順彌『日本SFこてん古典1・2・3』 集英社文庫
木山捷平耳学問・尋三の春』 旺文社文庫
尾崎一雄『閑な老人』 中公文庫
吉田健一『書架記』 中公文庫
谷沢永一『紙つぶて(全)』 文春文庫
田山花袋『東京の三十年』 岩波文庫
中勘助『蜜蜂・余生』 岩波文庫
中村武志百鬼園先生と目白三平』 旺文社文庫
                 (装丁・田村義也村松梢風『女経』 中公文庫(棟方志功・版画多数)
マーク・トウェイン『アダムとイヴの日記』 旺文社文庫
安岡章太郎ソビエト感情旅行』 角川文庫
村上春樹『THE SCRAP’』 文藝春秋
村上春樹『村上朝日堂 はいほー!』 文化出版局
                  (挿絵・高橋常政)
高田宏『信州すみずみ紀行』 中公文庫
牧逸馬『世界怪奇実話』 講談社大衆文学館
柴田元幸(訳)『ギャシュリークラムのちびっ子たち』
                     河出書房新社
常盤新平(訳)『大雪のニューヨークを歩くには』 筑摩書房
室生犀星『生きたきものを』 中央公論社
藤本和子『ペルーからきた私の娘』 晶文社(犀の本)

【売れなかった本】
山口瞳『世相講談 上・下』 角川文庫
山口瞳『居酒屋兆冶』 新潮社
           (箱入り・山藤章二の映画版表紙画)
開高健『白いページ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)』 角川文庫
鶴見俊輔(対談・編集)『語りつぐ戦後史 上・下』 講談社文庫
佐多稲子『あとや先き』 中公文庫
田中小実昌(訳)『でぶのベティ』 ハヤカワポケミス

山口瞳の本が2冊とも売れなかったのは意外でした。『居酒屋兆冶』(右上写真)は、山藤章二さんの高倉健のイラストが素晴らしいので売れると思ったのですが。