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―にとべさん―

 

2週続けていい話を聴く

歩いて、見て、書いて―私の100冊の本の旅 (海野弘コレクション)午後、神戸元町の〈海文堂書店〉である海野弘さんと橋爪節也さんのトークショーへ。進行は南陀楼綾繁さん。

少し早めに到着して、店内をみてまわる。海文堂に来ていつも感じるのが、お客さんがすごく熱心に本を見ていること。ほんとうに本が好きな人たちが集まる店なんだろう。もう少し近ければ、もっと頻繁に通うのにな。



開演の3時前になったので、2階にある会場(Sea Space)に入る。

海野弘さんの話し方は、けっして流暢ではないが、ほど良くユーモアを交え、一つひとつの言葉を大切に話されているように感じた。またその内容も刺激的なものだった。聴きながら、かなり興奮した。

開始30分ほどして橋爪節也さんが登場されると、また雰囲気が変わり、少しテンポの速いトークになった。橋爪さんは、大阪人ならでは(?)のサービス精神を発揮し、貴重な話を連発される。それでいておもろい。


トークショー終了後、打ち上げまで少し時間があるので古本屋に行き、『フラゴナールの婚約者』ロジェ・グルニエ/山田稔訳(みすず書房)1500円を買う。

打ち上げでは、岡崎武志さん、南陀楼綾繁さんと久しぶりに話ができてうれしかった。また、このブログを読んでいる人たちから「あの高いDVD-BOXって何や。エロか!?」と追求され、得俵まで追い込まれる。


帰りの電車で、ようやく買えた『spin01』を開き、「エエジャナイカ1 雨の十一月」を読んでいると、なぜか田中小実昌さんの文章を思い出した。