買い戻して読む
OBPツイン21の古本市へゆく。今日が初日。
道中は蒸し暑かったが、会場内は空調が効いており快適。ここの古本市は初日でもそれほど込み合うことがなく、比較的ゆっくり見ることができる。均一コーナーのないのが、ちょっと寂しいけど。
一時間半ほど見てまわり、以下三冊を買う。
『ぼくの美術帖』は箱入りで、先ごろ「大人の本棚」シリーズで復刊されたものの元版。紺色の箱に鮮やかな黄色の本体。なるほど、「大人の本棚」のカバーのあの黄色は、この元版の本体の色を活かしていたのか。
『風々院風々風々居士……』と『自暴自伝』は、一度読んで手放したけれど、また読み直したくなったので購入。最近、一度手放した本を買い戻して読み返すことが多い。
久しぶりの古本市で気分が高揚したので、一度帰宅して荷物を置いてから、自転車でブックオフへ。気のせいかペダルが軽い。
105円の棚から
- 室謙二『日常術〔ワープロ〕術・キーボード文章読本』(晶文社)
- 長谷川四郎・訳『カフカ傑作短編集』(福武文庫)
- 堀江敏幸『熊の敷石』(講談社文庫)
- アンソニー・ボーデイン『キッチン・コンフィデンシャル』(新潮社)
を買う。『キッチン・コンフィデンシャル』も買い戻し本だ。この本は見た目が洋書みたいでカッコいいんだよな。