「普通」ってなんだろう
仕事帰り、少し遠回りをして、ひさしぶりに独立系新古書店へ。ここは、棚の動きがあまり活発じゃないので、月イチくらいのペースで覗くのが一番いい。
各90円を買う。この店の均一棚は90円なので、ちょっとだけお得感あり。
夜、NHK-BSハイビジョンで「わたしが子どもだったころ」という番組を見る。全然知らない番組だけど、出演者に小池昌代とあったので、どんなんかな、と思い見てみた。どうやら各界で活躍する著名人の子ども時代を、本人の語りと、当時を再現したドラマで描き出していく、といった内容のようだ。
今回は、小池昌代さんなので、自らの作品（詩、エッセイ）の朗読*1もあり、たいへん面白く、楽しめた。小池さん、今の雰囲気からは想像しがたいが（自分の勝手なイメージです）、子どもの頃は、集団生活になじめず、「普通」に生きることが困難で、お母さんも難儀されたようだ。
その勢いで、録画してあったNHK-ETV「私のこだわり人物伝〜色川武大 穏やかにアウトロー」を見る。これは見るまえから面白いのは分かっている。色川武大も「普通」になじめなかった人だよなあ。
*1:詩の朗読って、聴いてるとお尻がモゾモゾしてきて、どうも苦手なのだけど、小池さんのは何の抵抗もなく聴け、すとん、と心にはいってきた。
