【ホーム:いらっしゃ~い
 
【Twitter:nakedsong_lg0
 
【Instagram:nakedsong_lg0
 
ご意見ご感想は、コチラまで
 
―にとべさん―

 

芋づる式読書の快楽

婦人家庭百科辞典 上 あ-し (ちくま学芸文庫)天王寺アポロビル2階の〈喜久屋書店〉で、ちくま学芸文庫版『婦人家庭百科辞典』(上・下)を買う。なんと2冊で3780円なり!


この2冊、数日前に筑摩書房のサイトで調べてみると分売不可になっていた。ということは、品切れになるのも時間の問題だろう。古本屋で見つけて買おうと思っていたが、そろそろ年貢の納め時だと、あきらめて新刊で買うことに。


家に帰り、まずは武藤康史の解説をウハウハと読む。そして、「赤帽」「ウェッジングドレス」「金銭登録器」「巾着結」「ナイトキャップ」の項目などを次々と読んでゆく。これがおもしろくて、なかなか止まらない。やはり評判に違わぬおもしろさだ。もっと早く買っておけばよかった。



夕飯のあと、『書評家〈狐〉の読書遺産』でこの本が取り上げられてたことを思い出し、書棚から引っ張りだす。その箇所だけ読もうと思っていたら、結局ほとんど読み返してしまった。それでも勢いは止まらず、『〈狐〉が選んだ入門書』も通読してしまう。やっぱり〈狐〉の書評はおもしろい。



こんなにずるずると本を読んでいたら、ほかのことが何もできない。でも愉しいから仕方がない。