読書もしました
連休中に読んだ中で一番おもしろかったのが、志村有弘『のたれ死にでもよいではないか』(新典社新書4)だった。
ちょっと変わり者で、一般にはあまり知られていない作家たち*1の人生を綴ったエッセイ集。写真や図版が多数使われているので、それが理解の助けになり、よりおもしろく読むことができた。大泉黒石がある俳優の父親だというのには、ちょっとビックリ(確かに顔が似てる。これも顔写真があるから確認できる。)。色々とお得な一冊。
ちなみに目次は
- 志望なんぞあるものかね 大泉黒石
- 大切な母をどこへ連れていった 森清秋
- 長崎銅座町の殿様 永見徳太郎
- ころり往生はわが願い 種田山頭火
- のたれ死にでもよいではないか 藤澤清造
- 一度くらいウソをつかせろよ 松原敏夫
- 作者: 志村有弘
- 出版社/メーカー: 新典社
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: 新書
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