昔のまんま

25年ぶりに学生時代の友達12人と集まる。いわゆる同窓会。

みんな、この年になると、それぞれ普段の生活ではそれなりのポジションにいて、厳しい日々をすごしているのだろうけれど、このメンバーで顔を合わすと、一瞬のうちに25年の時間が巻き戻され、20歳の若者たち、になってしまう。不思議なものだ。

うまい酒と料理をつまみながら、ばか話をしていると、2時間があっという間に過ぎていた。とはいっても、まだ外はうすら明るい。とりあえず、12人が入れるカラオケ・ボックスに行き、場所の確保をする。そこでも歌は一曲もうたわず、ひたすら食べて飲んで、ばか話に花がさく。

さすがに昔のように朝まで、とはいかないので、再会をちかい、23時前に散会する。みんな名残惜しそうだった。