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―にとべさん―

 

若い花嫁

友達の結婚披露宴に出席するために、ネクタイをしめ、略礼服を着て出かける。ネクタイをすることなんてめったにないから、なんだか鵜飼いの鵜になったような気分。

この友達(同級生)は今回で3度目の結婚。さすがに3度目ともなると、そんな派手な披露宴じゃなくて、立食形式の簡略なもの。まずは食物を確保して、久しぶりに会う友達と話し込む。

もっぱらの話題は、今日の主役が結婚の回数を重ねるごとに嫁さんが若くなっていること。ちょっとうらやましくは思うけれど、自分がもう一度結婚したいかと訊かれれば、否と答える。なぜなら、また新たに生活のカタチを作っていくエネルギーが自分にはもうないから。考えただけでしんどい。


お開きの時間となったので、新郎に近づき、祝いの言葉の代わりに「何回祝儀払わしたら気ぃ済むねん!」と悪態をつき、会場をあとにする。

二次会にも誘われたけれど、こんな「鵜飼いの鵜」状態では、いくらご馳走を食べても、またあとで吐き出さされそうなのでやめておく。なんか疲れたし。


それにしても花嫁さんキレイやったな。やっぱり、うらやましいなあ。