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―にとべさん―

 

2006-01-01から1年間の記事一覧

後ろ向きで前へ進む

映画『三丁目の夕日』*1を観た。それほど期待していなかったけれど、これが意外に楽しむことができた。 東京タワーが完成した頃だから、この映画の舞台は1958年頃だろう。物質的には決して豊ではない。ご近所さんがテレビを買えば町中の人が集まり、お祭…

若い花嫁

友達の結婚披露宴に出席するために、ネクタイをしめ、略礼服を着て出かける。ネクタイをすることなんてめったにないから、なんだか鵜飼いの鵜になったような気分。この友達(同級生)は今回で3度目の結婚。さすがに3度目ともなると、そんな派手な披露宴じ…

親であること

久しぶりに息子を殴った。彼を、こんなにちゃんと殴ったのは、いつ以来だろうか。彼は今、痛さと、いらだたしさだけしか感じていないだろう。どうして自分が殴られなくてはいけないのかと。もしかすると、いつまでも本当の意味は分からないかもしれない。い…

読了

『私たちはなぜ狂わずにいるのか』春日武彦(新潮OH!文庫) 精神科医である著者が、精神分裂病(統合失調症)はなぜ起こるのか、その治療法は?、それを治療するうえでの精神科医の限界、回復までのアプローチなど、多面的に述べたもの。 思考は、停止してし…

さらば、Tシャツ!

昨日までは、ずっとTシャツ1枚で過ごしてきたが、さすがに今日は寒い。上着を1枚上に羽織り過ごす。 夜、教育テレビ「私のこだわり人物伝」(中沢新一が語る折口信夫)を観る。中沢さんの話は、確かにハッタリも多いが、面白いから別にいいのだ。面白ければ…

そのとき生まれたもの

午後1時、すばらしくチャリンコ日和の秋空のもと、自転車で30分ほどの所にある〈花園中央公園野球場〉へ。 1時30分から「大阪中学校優勝野球大会(準硬式の部)」の決勝戦があり、息子がセカンドで先発出場するのだ。この試合に勝てば、大阪でナンバー1にな…

坪内days

ここ数日で 『「近代日本文学」の誕生―百年前の文壇を読む』坪内祐三(PHP新書) 『本日記』坪内祐三(本の雑誌社) 『酒日誌』坪内祐三(マガジンハウス) を読了。 『本日記』と『酒日誌』、当然のようにどちらも面白かったけれど、むりやり軍配をあげると…

でもアナタはいない

夜、日本酒を呑みながら(嘘)、TSUTAYAで借りてきた映画『たそがれ清兵衛』を観る。 清兵衛さん、かっこええわ。一生アンタに付いていくと決めたよ。でもアナタはもういない。ボクも早く天に昇らなければ!

『1960年代日記』復刊!

仕事帰り、堂島の〈ジュンク堂〉へ。『中公文庫解説総目録 1973〜2006』を買おうと思ったら、売り切れ。よう売れてるねんなあ。120周年記念企画のぶんもまだ並んでなかった。 店内をうろうろしていると、ちくま文庫の棚に「今年もやります。ちくま文庫の…

音楽はすべてを越えて

午後、いただきもののロールケーキを食べながら、TSUTAYAで借りてきた映画『パッチギ』を観る。ケンカのシーンでの過剰な演出が少し気になるが、それを差し引いても傑作なり。主人公の康介が、ラヂオの生放送で「イムジン河」を歌うシーンは感涙もの。オダギ…

足が治ったから古本屋にでも行こう

家から一番近い〈古本市場〉で 『路上のボールペン』山田太一(新潮文庫) 『博士の愛した数式』小川洋子(新潮文庫) 『村上朝日堂』村上春樹/安西水丸(新潮文庫) 『村上朝日堂の逆襲』村上春樹/安西水丸(新潮文庫) 『村上朝日堂 はいほー!』村上春樹…

林哲夫油彩画展へ

昼前に家を出て、JRと阪神電車を乗り継ぎ三ノ宮へ。家を出る時には薄日が差してたのに、三ノ宮に着くと雨が降っていた。 JR三ノ宮駅から坂道をのぼり、15分ほど歩いて〈ギャラリー島田〉に到着*1。「林哲夫油彩画展」が開催されている地下展示場に入る…

行楽日和やのになあ

胃がキリキリ痛み、肉体的にも精神的にも最悪な状態。急ぎの仕事だけを済ませ、あとは読書もせず、音楽を聴くこともなく、無為に一日を過ごす。あぁ、もったいない。

ばんざ〜い、な・し・よ

げんきんなもので、足の具合が少しよくなると自然と本屋に足が向く。ほんと久しぶりにジュンク堂へ。 男性作家コーナーの一画に「ノーベル文学賞、残念! でも、村上春樹が好き!」というポップを掲げ、村上春樹フェアーをしていた。ちょっと苦しいかな。た…

読了

夢と魅惑の全体主義 (文春新書)作者: 井上章一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/09/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (41件) を見る(都市)建築を軸に全体主義(ファシズム)を読み解く、という視点のユニークさが井上…

肉離れ

常に普通に歩くことを意識していると、だんだん普通の歩き方に近づいてきた。あとは恐怖感さえなくなれば、って感じかな。もうちょっとや。人間の復元力ちゅうのも、すてたもんじゃないな。

最近観た映画(DVD)から

ロボコン [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2006/03/24メディア: DVD購入: 1人 クリック: 61回この商品を含むブログ (102件) を見る意外におもしろかった。 長澤まさみがかわいかった。 麻雀放浪記 [DVD]出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画発売日: 2006/10…

肉離れ

もう普通に歩いてもいいですよ、と接骨院の先生に云われた。ところが悲しいかな、普通の歩き方が分からない。忘れてしもた。三週間、右足を引きずって歩いていたら、それが普通になってしまった。*1 人間の身体というのは、ある意味こわいもんやなあ。一度バ…

ボヨ〜ん

ひさしぶりにギターを弾こうと思い、弦を張り替える。たしか6月以降は納戸から出してさえいないはず。ちゅうことは、約4ヶ月ぶりにさわることになる。新しい弦の響きはやっぱりええなあ。とくに、3弦と4弦のボヨ〜ンという音色がすき。ついでに借り物の…

「あ、そう」

天皇ヒロヒトを一人の人間として描いた映画『太陽』を、十三*1にある〈第七藝術劇場〉で観た。いろんな意味でおもしろい映画だった。ときには館内に笑い声が起こることも……。足をひきずって行った甲斐があった。 戦争末期、地下壕で独り暮らす天皇ヒロヒト。…

話どころか握手もできなかった

昼前、阪急梅田駅で特急電車に乗り込み、前のイスに座り新聞を読んでいる男性を見ると誰かに似ている。と思ったら、大島克保*1さん本人や! 足もとに三線が置いてあるから間違いない。そういえば、きのう大阪ドームで「琉球フェスティバル」があったんや。こ…

食欲の秋の空

昨日の遊び疲れが残り、頭がボーっとするので、夕方ベランダで涼んでいたら、きれいな夕焼け空をみることができた。 秋は、どんどん深まってるなあ。

寄り道を楽しむ

堀江敏幸『いつか王子駅で (新潮文庫)』(新潮文庫)を読了。堀江さんの文章は、単行本よりも文庫本が似合う。 個人的な好みでいうと、これくらいの分厚さの文庫本が一番うつくしいと思う。

LOVE LETTER

『KAWADE夢ムック 文藝別冊 武田百合子』(河出書房新社)を読了。(この表紙の写真を見るたびに、都はるみを思い出すのはボクだけ?) この類のムックは、だいたいがパラパラめくっただけで積読になるのだけど、これはアタマからシッポまで堪能することがで…